建物の劣化は何故起こる?

◯仕上材(鉄筋コンクリート躯体の保護材)の劣化は

建築物の保護材でもある外部仕上材〔防水材・外壁塗材・シーリング材他〕は雨水・炭酸ガス・紫外線・熱その他外部要素より鉄筋コンクリート構造体を保護し、その劣化要因より躯体を保護しております。 仕上材の劣化は美観の喪失と同時に保護機能の喪失でもあります。

◯構造体(鉄筋コンクリート躯体)の劣化は

外部要因より保護する仕上材が劣化すると、鉄筋コンクリート躯体は炭酸ガスや雨水の影響で劣化へと進みます。 炭酸ガスとコンクリート中の水酸化カルシウムの劣化反応であるコンクリートの中性化は、その進行と共に内部鉄筋の腐食へ、そしてコンクリートの剥落(爆裂)へと展開します。 雨水の浸入や塩分の浸透は更なるコンクリートの大きな劣化要因です。

◯早期の仕上材の劣化対策が構造体(鉄筋コンクリート躯体)を守ります。

建築物にとって交換不可能な構造体の劣化に至る前に、仕上材の劣化修繕を行いましょう。(仕上材の撤去交換方法・積層方法)

◯構造体(鉄筋コンクリート躯体)の劣化修繕が最大のポイントとなります。

鉄筋コンクリート躯体の劣化修繕は、劣化症状に合せた化学的な方法で行なう必要があります。 コンクリートの中性化劣化や内部鉄筋の腐食反応は化学的反応の結果です。物理的方法だけでは解決出来ないため、化学的裏づけのある工法の選定が必要です。
悪いサイクル